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教育本100冊読むプロジェクト。

30冊の時点で、特別篇としてこれまでの読書から、自分なりの考えを整理してみたい。

ただ大量の情報を入れているだけだと消化不良になるので、色々な本から刺激を受けつつ、考えたことをちょっとまとめてみる。

子育てや教育に関して、まず最初に考えるべきこと。

あの教育法がいいとか、あの学校がいいとか言う前に、「そもそも何のために子育てするのか?教育するのか?

●子育ての目的を考えること 子育ての評価基準を持つこと

そもそも何のために子育てするのか?教育するのか?

これに対して各家庭なりに答えを持つことが、何より最初だ。

そんなことは当然だと、思うだろう。

でも本当にここに自分なりの回答を持っているだろうか?

あの塾に行くと記憶力が伸びるらしい、計算ができるらしい、英語ができるらしい、友達がいいと言っていた、友達が通っている、受験にいいらしい。

そうした情報に大きく、大きく左右されていないだろうか。もちろん、情報や選択肢に広がりがあることは素晴らしい。

しかし家庭なりの子育ての目的や方針、その評価軸がなかったら、情報洪水に埋もれて右往左往するだけだ。

例えばPCを買いたいと詳しい友人に相談する時、自分で何のために必要で、何ができる必要があるのか、予算はいくらなのか、など購買の基準が必要になる。これがなければ、アドバイスする方もうまくできないだろう。

各家庭により、子育ての状況や環境も違う。価値観も違うので、その目的や評価は当然違ってくる。

 

●私なりの子育ての目的

そんな中で、私が思う子育ての目的は、天才を育てることではない。

幸せな人生を過ごせる人間になることだ。

当たり前で、ザックリした表現に聞こえるかもしれないが、これが全てだ。

そもそも、幸せな人生とはなんだろうか。

同じような環境・条件で生きていたとしても、幸せだと思う人もいれば、不幸だと感じる人もいる。

経験から皆わかっていることは、幸せかどうかは自分が幸せだと思うかどうかだ。

これに尽きる。

子どもには生きる中で、幸せな人生に歩んでいける力、幸せだと感じられる力を育んで欲しい。

 

では、そんなハッピーパーソンになるために何が必要だろうか。

●ハッピーパーソンに2つの資質

子どもがなりたい自分になり、幸せになる。

そのために親の役割は、子どもに自信(自己肯定感)とイメージ(想像力)を与えることだ。

そもそも、子どもが幸せかどうかは親が決めることではなく、子ども本人が決めることだ。

親の最初の役割は、まず子どもの夢の実現にむけて、「あなたならできる」と生きる「自信」を与えることだ。

親や先生ができることは、能力を伸ばして最後まで結果を出させること、そのものではない。

そのきっかけや環境を与え、信じて励まし、自信を与えるのだ。

努力して頑張って結果を出したことが自信につながり、自己肯定感を育てるのだ。

 

「自信」と同様に大切だと思うことが、「イメージ」だ。

人は、自分のイメージや目標以上にはなれない。

例えばどんなにサッカーがうまかったり好きだとしても、地区大会優勝が目標だと思ったら、全国優勝することも、セリアAでプレイすることも、ワールドカップで優勝することもないだろう。もちろん目標が地区優勝でもW杯優勝でも、どちらが良くて一方が悪いということはない。

ここで言いたいことは、例え同じ能力や環境だったとしても、どこに自分のイメージや目標をおくかという視点の違いだけで、物事への取り組み方や、人生は大きく違ってくる。自信があって、高いイメージがあるから、より頑張れる。たくさん頑張れる人間に育つのではないだろうか。

ではどうしたら、イメージを大きく持てるか。

1つは、周りが「おまえならもっとできる」「あなたならもっとやれる」「こんな考え方もある」「世界にはこんな人もいるよ」と励まし、世界を広げることだ。そして大きな夢や高いイメージを抱かせるのだ。小さな子どもに対して、「所詮人生とはこんなもの」「現実を見ろ」とばかり言っていたら、大きな目標や夢に向かって走ることはやめてしまうだろう。全幅の愛情と信頼を持って、高いセルフイメージを抱かせ、励ますのだ。

「Boys(and girls), be ambitious!」

これですな。

もう1つは、子どもに言うだけではなく、親や友人など周りにいる人達が、イメージを高く持って努力し続けることだ。「夢は大きく持て」と子どもに説教をしたところで、その親自身が高いセルフイメージに向かって努力していなければ、説得力はない。勉強頑張れでも、自信を持てでも、高い目標を持てでも、自分ができていないことを子どもに強要してもしょうがない。子どもに勉強しろというならば、親が勉強している姿を見せた方がいいだろう。口で説教するより、背中で語れるようにし続ける姿勢・努力が大人にも求められる。

 

家庭ごとの子育てや教育の意味を考えて、結果的にハッピーパーソンがたくさん育つと嬉しいね。

アリヴェデルチッ!

 

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